佐藤一斎に学ぶ 諫言二則(忠告するとき、されるときのあり方)

70、諫言二則 その一 凡そ人を諫めんと欲するには、唯だ一団の誠意、言に溢るる有るのみ。 苟くも一忿疾(ふんしつ)の心を挟まば、諫めは決して入らじ。 人に忠告しようとするには、熱誠が言葉に溢れて来るようでなければだめだ。 … 続きを読む

佐藤一斎に学ぶ 実学二則(本を読むことだけが学びではない)

58、実学二則 その二 山岳に登り、川海を渉り、数十百里を走り、時有ってか露宿して寝ねず、 時有ってか餓うれども食(くら)わず、寒けれども衣(き)ず、 此は是れ多少実際の学問なり。 夫(か)の徒爾(とじ)として、明窓浄几 … 続きを読む

佐藤一斎に学ぶ 酒三則(酒には注意しろ)

54、酒三則 その一 酒は穀気の精なり。微(すこ)しく飲めば以て生を養う可し。 過飲して狂酗(きょうく)に至るは、是れ薬に因って病を発するなり。 人参、附子(ぶす)、巴豆(はず)、大黄(だいおう)の類の如きも、 多く之を … 続きを読む

佐藤一斎に学ぶ 全ては借り物(政治の要諦)

46、政治の要諦 土地人民は天物なり。 承(う)けて之を養い、物をして各々其の所を得しむ。 是れ君の職なり。 人君或は誤りて、土地人民は皆我が物なりと謂(おも)うて之を暴(あら)す。 此(これ)を之れ君、天物を偸(ぬす) … 続きを読む

佐藤一斎に学ぶ 自分に厳しく、人に優しく

30、自に厳、他に寛 自ら責むること厳なる者は、人を責むることも亦厳なり。 人を恕すること寛なる者は、自ら恕することも亦寛なり。 皆一偏たるを免れず。 君子は則ち躬(み)自ら厚つうして、薄く人を責める。 自分に厳しい人は … 続きを読む

佐藤一斎に学ぶ 面と背と胸と腹を鍛えること

19、面と背と胸と腹 面は冷ならんことを欲し、背は暖ならんことを欲し、 胸は虚ならんことを欲し、腹は実ならんことを欲す。 頭が冷静ならば、正しい判断ができる。 背中が暖かいならば、熱烈、人を動かすことができる。 虚心坦懐 … 続きを読む

佐藤一斎に学ぶ 自分は既に天のもの

10、自ら省察すべし 人は須(すべか)らく自ら省察すべし。 「天何の故にか我が身を生出し、我をして果して何の用にか供せしむる。我れ既に天の物なれば、必ず天の役あり。天の役共せずんば、天の咎必ず至らむ。」 省察して此(ここ … 続きを読む

佐藤一斎に学ぶ 事を為すには立志、実行、継続

6、学は立志より要なるはなし 学は立志より要なるはなし。 而して立志も亦之れを強うるに非らず。 只だ本心の好む所に従うのみ。 学問をするには、志を立てて、心を振るい立てることより肝要なことはありません。 しかし、心を振る … 続きを読む

人生をひらく感謝のすすめ

北京オリンピックの女子ソフトのメンタルトレーナーで、サンリ会長の西田文郎氏は、人間の思考をつくる三つの条件に「思い」、「言葉」、「動作」の3つがあると説きます。 そして、この3つの実践を「六方拝」で行うということで説明し … 続きを読む