オリジナルを求める前に

孔子が求めたのは古聖人の道を忠実に祖述することでした。 孔子自身は、自分の道に創意は一切無いと門徒たちに説明しました。 古聖人の道は完全無欠だから、ただこれを信じ、ただこれを好み、そしてそのままに世に伝えてさえいけばよい … 続きを読む

論語の一歩奥を楽しむ

論語には、「巧言令色鮮なし仁」とか「剛毅木訥、仁に近し」など非常にわかりやすい言葉もある反面、歴史背景、そのときの状況などがわからないと意味が理解できないところもしばしばあります。 例えば、次の憲問篇の言葉は断片的で意味 … 続きを読む

2010年今年も「学ぶに如かず」

子日はく、「吾かつて終日食はず、終夜寝(い)ねず、以て思う、益なし。学ぶに如かず。」(論語) 自分は若い時、一日中食べることを忘れ、一晩中寝ることをやめて思索をめぐらしたが、何も得ることはなかった。やはり聖賢の教えを学ぶ … 続きを読む

下村湖人「論語物語」

今年は論語はじめ儒教に関する本を多少読みましたが、群を抜いて面白かった、分りやすかったのが下村湖人先生の論語物語でした。 論語に出てくる孔子や孔子の門徒達を登場人物として、論語に書かれた教訓を物語風の短編小説にして描いて … 続きを読む

縁尋機妙・多逢聖因

縁尋機妙(えんじんきみょう) 安岡正篤先生の良く使う言葉です。 「良い縁がさらに良い縁を尋ねて発展してゆく様は誠に妙なるものがある」 多逢聖因(たほうしょういん) こちらも対句のように使われた言葉です。 「よい人に交わっ … 続きを読む

コーチング・マネジメント―自発性を引き出せるか

ふとしたご縁とご好意で、コーチ21という会社に遊びに行くことになりました。 恥ずかしながら、それまでは知らなかったのですが、コーチング業界ではパイオニアということでした。 会津大学に一冊コーチ21の伊藤守会長が執筆した「 … 続きを読む

高校生が感動した「論語」―佐久協

慶應高校で一番人気のある授業をする先生として、35年間漢文を担当された佐久協先生が、若者にどうやったら論語を楽しんでもらえるか工夫し、表題のタイトルの本を出版されました。 佐久先生は「大人になって社会に出、人と人との間で … 続きを読む

車を運転している時間の有効活用

引っ越してから車に乗って移動する時間が長くなりました。 ずっと音楽を聴いていましたが、運転中の時間を活かしきれず、最近はこの時間が勿体無いと思い始めていました。 以前、たまたま手に取った松原泰道老師の本に、説法のCDが付 … 続きを読む

二宮尊徳の教え 其の十一 最高の孝

孝というのは、親の心をもって心として、親を安心させることにある。子たる者は、常日頃の行いや心がけがしっかりしているなら、たとえ遠国で奉公し父母に会えなくても、褒賞を受けた者がいると聞いて、その父母はそれがわが子でないかと … 続きを読む