菜根譚に学ぶ「自然に身をゆだねる」
雪夜の月天に当たれば、心境はすなわち澄徹す。 春風の和気に遇えば、意界もまたおのずから沖融す。 造化人心は、混合して間(へだて)なし。 参考:菜根譚 (タチバナ教養文庫) 吉田公平 雪の積もった明月の夜には、心境も清らか … 続きを読む
雪夜の月天に当たれば、心境はすなわち澄徹す。 春風の和気に遇えば、意界もまたおのずから沖融す。 造化人心は、混合して間(へだて)なし。 参考:菜根譚 (タチバナ教養文庫) 吉田公平 雪の積もった明月の夜には、心境も清らか … 続きを読む
禅宗に曰く、「饑え来たりて飯を喫し、倦み来たれば眠る」。詩旨に曰く、「眼前の景致、口頭の語」。けだし極高は極平に寓し、至難は至易に出で、有意のものはかえって遠く、無心のものはおのずから近きなり。 参考:菜根譚 (タチバナ … 続きを読む
山林の楽しみを談(かた)る者は、いまだ必ずしも真に山林の趣を得ず。 名利の談を厭う者は、いまだ必ずしも尽(ことごと)く名利の情を忘れず。 参考:菜根譚 (タチバナ教養文庫) 吉田公平 田舎暮らしの楽しみを口にする者は、ま … 続きを読む
世人は心の肯(うけが)うところをもって楽しみとなし、かえって楽心に引かれて苦処にあり。 達士は心の払(もと)るところをもって楽しみとなし、ついに苦心のために楽しみを換え得来たる。 参考:菜根譚 (タチバナ教養文庫) 吉田 … 続きを読む
功業に誇逞(こてい)し、文章を炫燿(げんよう)するは、皆これ外物によりて人となるなり。知らず、心体は螢然(えいぜん)として、本来失わざれば、たとえ寸功隻字なきも、またおのずから堂々正々、人となるの処あるを。 参考:菜根譚 … 続きを読む
水は波だたざれば則ち自ら定まり、鑑(かがみ)は翳(くも)らざれば則ち明らかなり。 故に心は清くすべきことなし。 そのこれを混(にご)らすものを去れば、清(せい)自ら現る。 楽しみは必ずしも尋ねず、そのこれを苦しむるものを … 続きを読む
私恩を市るは、公議を扶くるに如かず。 新知を結ぶは、旧交好を敦くするに如かず。 栄名を立つるは、隠徳を種うるに如かず。 奇節を尚ぶは、庸行を謹むに如かず。 参考:菜根譚 (タチバナ教養文庫) 吉田公平 私的な恩義をおしつ … 続きを読む
意を曲げて人をして喜ばしむるは、躬(み)を直くして人をして忌ましむるにしかず。 善なくして人の誉れを致(まね)くは、悪なくして人の毀(そし)りを致くにしかず。 参考:菜根譚 (タチバナ教養文庫) 吉田公平 信念をまげて人 … 続きを読む
貧家も浄(きよ)く地を払い、貧女も浄く頭を梳(くしけず)れば、景色は艶麗ならずと雖も、気度は自からこれ風雅なり。士君子、一たび窮愁寥落に当るも、奈何ぞ輙ち(すなわ)自から廃止せんや。 参考:菜根譚 (タチバナ教養文庫) … 続きを読む
地の穢れたるものは多く物を生じ、水の清めるものは常に魚なし。 故に君子は、当に垢を含み汚を納(い)るるの量を存すべく、潔を好み独り行なうの操を持つべからず。 参考:菜根譚 (タチバナ教養文庫) 吉田公平 きたない土にはた … 続きを読む