高校生が感動した「論語」―佐久協

慶應高校で一番人気のある授業をする先生として、35年間漢文を担当された佐久協先生が、若者にどうやったら論語を楽しんでもらえるか工夫し、表題のタイトルの本を出版されました。 佐久先生は「大人になって社会に出、人と人との間で … 続きを読む

車を運転している時間の有効活用

引っ越してから車に乗って移動する時間が長くなりました。 ずっと音楽を聴いていましたが、運転中の時間を活かしきれず、最近はこの時間が勿体無いと思い始めていました。 以前、たまたま手に取った松原泰道老師の本に、説法のCDが付 … 続きを読む

人を植える道

中国古典「管子」に以下のような一節があります。 一年の計は穀を樹(う)うるに如(し)くは莫(な)し。 十年の計は木を樹うるに如くは莫し。 百年の計は人を樹うるに如くは莫し。 一年の計画を立てるなら、その年に収穫できる穀物 … 続きを読む

日新館童子訓―当たり前のことを当たり前に

中国は唐の時代、名僧、道林禅師が木の上で座禅を組んでいました。そこを通りかかった、詩人の白楽天(白居易)が仏法の大意を尋ねます。 禅師は「諸悪莫作、衆善奉行」(悪いことをしてはいけない、良いことをしなさい)これが、仏法で … 続きを読む

繁栄の本は、足元にあり

安岡正篤先生の「人間学のすすめ」という本を読み郷学のもつ意味を改めて考えさせられました。 日本精神の頽廃―民族の第一義は精神である 今日の日本、明日の日本というものを考えた時、なんとも言い知れぬ大きな危惧を抱かざるを得な … 続きを読む

武士道の克己―心を安らかに保つために

感情を顔に出すべからず 武士道においては不平不満を並べ立てない不屈の勇気を訓練することが行われていた。そして他方では、礼の教訓があった。それは自己の悲しみ、苦しみを外面に表わして他人の愉快や平穏をかき乱すことがないように … 続きを読む

武士道の教育―品性を高めるために

行動するサムライが追求した「品性」 武士の教育にあたって第一に必要とされたのは、その品性を高めることであった。そして、明らかにそれと分かる思慮、知性、雄弁などは第二義的なものとされた。(新渡戸稲造) 知能が優秀であること … 続きを読む

武士道の忠義―人は何のために死ねるか

日本における孝と忠 菅原道真公に関わる物語である菅原伝授手習鑑。 父(白太夫)の主君(菅原道真)に不忠であることが許されなかった松王丸は、年端もいかぬわが子を主君の幼子の身代わりとし、「われらがいとけし倅は立派にお役に立 … 続きを読む

武士道の名誉―苦痛と試練に耐えるために

不名誉はその人を大きく育てる 「人を人たらしめている部分、そしてそれを差し引くと残るのは獣性しかない」という考えは当然のことと思われた。その高潔さに対するいかなる侵害も恥とされた。そして「羞恥心」という感性を大切にするこ … 続きを読む

武士道の誠―なぜ「武士に二言はない」のか

孔子は「中庸」の中で誠をあがめ、超越的な力をそれに与えて、ほとんど神と同格であるとした。すなわち「誠なる者は物の終始なり。誠ならざれば物なし」と。 そして孔子が熱心に説くところによれば、誠は次の通りである。まず至誠は広々 … 続きを読む