森信三先生曰く「われわれは苦労することによって、自分の『お目出たさ』を削りとってもらうんです。現実の世界は決してお目出たくはないのです。」
最近、つくづく自分はお目出たい人間だなと感じます。
今までそれをポジティブだとか勘違いしていたところが多分にあります。
何か事が起こると良かれ悪かれ、自分の都合の良いように考えることは、前向きだねと言われたとしても、良い事でも何でもありません。
それは、自分可愛さゆえの逃げでしかありません。
西郷南州翁遺訓26条には下記のようにあります。
己を愛するは、よからぬことの第一なり。
修行の出来ぬも
事の成らぬも
過ちを改むることの出来ぬも
功にほこり驕慢の生ずるも
みな自ら愛するがためなれば、決して己を愛せぬものなり。
自分へのお叱りかと思う教訓です。
自分に厳しくするというのは、言うは安しですが、しかし、それでも出来ない自分にそう言い続け、実際に何か一つでも行動せねば前には一歩も進めません。
続く27条に、
過ちを改めむるに、自ら過ったとさえ思いつかば、それにて善し、そのことをば棄てて顧みず、直ちに一歩踏み出すべし。
この言葉に勇気をもらい、常に一歩を踏み出す他ありません。
退歩することのないよう日々少しでも前進していきたいと思います。