西日本高速道路会長CEOの石田孝氏が企業を革新する際の人事の秘訣に、バランス型で満遍なく能力の高い人間を選ぶだけでなく、どこかがズバ抜けている金平糖(こんぺいとう)人間も重視すべきだと語っています。
―何事かをやるだろうと期待できるような人間
ただ、コンペイトウ人間を抜擢する際に重要なのは、それを使いこなせる上役の存在が必要不可欠とも語っています。
そういうクセのある人間をきちんとマネジメントする上で必要なのは、やはり人格でしょう。人格とある種の怖さです。つまり、「あの人にはかなわない」「あそこまで考えているのか」と部下に思わせるようなところがなければならない。
(参考:致知2009年5月号)
確かに、偉大なリーダー達は穏やかながらも、その人の前では下手はできないなと思わせる独特の緊張感を漂わせています。
吉田松陰があれだけ多才な門下生を統率できたのは、その大きな志と高い人間性によってだと思いますし、物事への配慮が隅々にまで行き届いていたからだと思います。
私の師匠も「人はより志の大きい者についていく。その逆は有り得ない。」と仰っていました。
志の大きさは即ち、人間の器の大きさ。
志を貫く意志の強さは、その人間の凄味。
リーダー・マネージャーに必要なのは、人間性なのだと改めて感じさせられました。また、ある種の怖さというのは、纏おうと思って纏うものではありません。日々、自分に厳しく生きることに大真面目ではじめてその真髄に近付けるのかも知れません。
自分に厳しくというのは言うは安し。しっかりと体現していきたいと思いました。