夢を達成するために必要なこと

2010 年 2 月 4 日 Published by noguchi under ブログ

ある小学生の作文

僕の夢は一流のプロ野球選手になることです。
そのためには、中学、高校と全国大会に出て活躍しなければなりません。
活躍できるようになるためには練習が必要です。

僕は3歳の時から練習を始めています。
3歳から7歳までは半年くらいやっていましたが、
3年生の時から今までは365日中、360日は激しい練習をやっています。
だから1週間中で友達と遊べる時間は5、6時間です。

そんなに練習をやっているのだから、
必ずプロ野球の選手になれると思います。
そして、その球団は中日ドラゴンズか、西部ライオンズです。
ドラフト入団で契約金は1億円以上が目標です。
僕が自信のあるのは投手か打撃です。

去年の夏、僕たちは、全国大会に行きました。
そして、ほとんどの投手を見てきましたが自分が大会
ナンバーワン投手と確信でき、打撃では県大会4試合のうち
ホームラン3本を打ちました。
そして、全体を通した打率は5割8分3厘でした。

このように自分でも納得のいく成績でした。
そして、僕たちは1年間負け知らずで野球ができました。
だからこの調子で、これからもがんばります。

そして僕が1流の選手になって試合に出られるようになったら、
お世話になった人に招待券を配って応援してもらうのも夢の1つです。
とにかく1番大きな夢は野球選手になることです。

愛知県西春日井郡豊山小学校六年二組 鈴木一郎

イチロー小学6年生のときの作文です。

夢を達成するために必要な要素が二つあることに気が付きます。

一つ目は、自分の夢に一切の迷いがないこと。
夢に対してど真剣なこと。

二つ目は、自らの夢に対して代償を進んで支払おう
とする気持ちが強いこと。

一つ目は、大なり小なり皆子供のころは持っている
ものなのかもしれません。

しかし、二つ目はなかなか持ち合わせている人がいません。

自分なんかもそうですが、何かにつけ怠け心が勝ってしまいます。

松下幸之助翁曰く「夢をみることは重荷を背負うことだ」と。

出来ることならば、重荷を背負って一生歩き通したいと思いました。

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読むようであって読まない。読まないようであって読む。

2009 年 11 月 13 日 Published by noguchi under ブログ

俗に本は読めと言われます。
現代は特に活字離れが激しく、どんな本でもとにかく字を読めと言われています。

本を読むことで知識・情報が増えるし、色々な人の体験を擬似体験することもできます。
感受性が養われたりするかもしれません。
字を読むことで脳に色々な刺激が与えられ、脳力がアップするかもしれません。

しかし、本を読まなければ大成しないのかというと、そうともいいきれません。
読まなくても大成する人は大成します。

松下幸之助翁は特に好例だと思います。
※かといって、全然本を読まなかったわけではありません。

「家康は家康、自分は自分」

山岡荘八という人が書いた「徳川家康」という家康の伝記がありました。
この伝記は、当時世の多くの経営幹部が読んでいる実業会の流行本でした。
幸之助翁の知人が翁に、この伝記は非常にためになるから読んだほうがいいと言いました。

しかし、幸之助翁は断りました。
ただ「面白いから読め」というのなら読むが、「ためになるから読め」というのでは読まないということです。

なぜか。

翁曰く「家康にしかできんことが書いてあんのやろう。家康でない者が家康のとおりしたら失敗するやないか。だからおれはもう読む必要はないと、私は思う」と。

本を読み、これはためになるからそのとおり―

となると、これはもう失敗してしまうと翁は仰っています。
「本を読むのがいけない」というより、「鵜呑みにするのがいけない」ということです。

いい方法はこれっきりだ。
と思考が凝り固まってしまうのがいけないことだということです。

本を読むことは非常に大切だと思います。
先人の叡智の結晶です。

しかし、それをどう選択しどう取り入れていくか。
また、どう腹に落とし血肉に変えていくか。
これが重要です。

そして、何より。自分の頭で考えること。
自分の頭で考えて導き出したものは、百冊、千冊の本に勝るものだと思っています。

例えば、朝の掃除がいいらしい。ということを本で読んで実践するより、自分はどうやったら成長できるかと真剣に考えて、その結果、朝の掃除はどうだろうか。よしやってみよう。となったほうが、同じ行動でも力になっていく度合いが違うのだと思います。

読むようであって読まない。読まないようであって読む。
聞くようであって聞かない。聞かないようであって聞く。
翁はこれを「融通無碍」と仰っておりました。

本は参考と言う形でどんどん有意義だと思われるものを取り込み、ひとつの意見に執着することなく血肉としていき、終始自分の頭でしっかりと考えて行動する。
重要なことだと思いました。

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追伸
平成21年12月3日に松下幸之助に学ぶ勉強会があります。
良かったら是非どうぞ。
→「人に学ぶ人間学 第4回 松下幸之助

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素直な心―学んでも謙虚であれ

2009 年 11 月 2 日 Published by noguchi under ブログ

自分自身は、傲慢な態度を取れるほど知識・見識もないわけですが、色々なものを学んでくると、逆によくないことも出てくるのかなと怖くなるときがあります。

あぁそれはもう知っている、分かっているという傲慢さが出てくることです。
素直、謙虚な態度で物事に向き合えなくなることです。

素直さ、謙虚さが無いというのは非常に恐ろしいことだと思います。

それ以上成長する機会を逃すどころか、自己満足、優越感よりも遥かに大切にするべき人間関係を良くすることができなくなります。また悪くすることもしばしばあります。

態度や言葉としては表さなくとも、心のどこかで侮りがあると、それは必ず伝わると思います。

何事も侮ってはいけないと思いました。

松下幸之助翁は毎日「素直でありたい」と願えば、最後には「素直の初段」くらいにはなれると仰っておりました。

素直の初段を目指したいと思います。

PS.
蛇足ですが、翁の素直の10か条を紹介します。
→「素直な心になるために

さらに蛇足、平成21年12月3日に松下幸之助に学ぶ勉強会もあります。
良かったら是非どうぞ。
→「人に学ぶ人間学 第4回 松下幸之助

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時代の転換期―新しい価値観を見出す

2009 年 10 月 14 日 Published by noguchi under ブログ

致知11月号「時代を切り開いた男たち」童門冬二さんと松平定知さんの対談を読んで。

時代が大きく変わるとき、そこには必ず新しい価値観がありました。
新しい価値観をベースとして国作りをするということは至難の業です。
しかし、歴史上の偉大な人物達はそれを成し遂げてきました。

一例をメモがてら載せてみます。

源頼朝

時代:平安→鎌倉
提案:貴族主義(貴族社会)→実力主義(武家社会)
新しい価値:土地=実力
理由:血筋のあるものが統治するのではなく、本当に実力があるものが統治する
備考:「一所懸命」という概念を作り上げた。

織田信長

時代:戦国→安土
提案:土地→文化(茶器)
新しい価値:文化=実力
理由:優秀な部下が増え、報酬となる土地が減ったため
備考:「一所懸命」という概念を覆した。

徳川家康

時代:桃山→江戸
提案:戦(下克上)→平和
 君、君たらざれば、臣は臣たらず→君、君たらずとも、臣は臣たれ
新しい価値:朱子学
理由:争いの無い長期政権を維持するため
備考:武士は民を治めるため武から文へ。

これから、大きくうねる時代、新しい価値観はどんなものが相応しいのか。
やはり、「物質」「消費」から「環境」「共生」へという価値の転換なのか。
はたまた別のものなのか。

一つ考えてみることには、価値観がどんなものになろうと、どれほどの偉人であろうと、時代が求めていない価値観を強制することは非常に困難なのじゃないかと思います。

一時的には可能でも、継続的なものにはならないと思います。

そう考えると、天下を動かすほどの新しい価値観というものは、戦略的に誰かが意図できるものではなく、時代や社会が求めてくるのであって、それを敏感に感じ取り、実行した行動の人がいたという認識になります。

松下幸之助翁は「世間は正しい。世間は鏡のごときもの。世間は神のごときものだ。」と言い、新しく事業を展開するときには世間様の価値観でもって判断しました。

価値観というものは、提案者の都合・主張で作るのではなく、時代が求めるものだと思います。
社会、世間様、人様が求めるものだ思います。

また、空海の言葉に「書もまた古意に擬するを以て善しとなし、古迹に似るを以て巧みとなさず」とあります。それを受けて、松尾芭蕉の言葉に「古人の跡を求めず、古人の求めたるところを求めよ」とあります。

歴史上の偉人達の表面的な成功を求めるのではなく、その真意を見極めていくことも大切だと教えられます。

偉人の求めたるところを求め、世間の求めたるところを求めていく。
そんな生き方を心掛けていきたいと思います。

月刊致知参考:致知2009年11月号

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売れるものがないときは―経営理念を売れるか

2009 年 9 月 11 日 Published by noguchi under ブログ

「松下の経営理念を売ってくれ」

昭和44年、松下(現:パナソニック)が海外のフィリップスと合同で乾電池の工場を作り、
お互いのブランドで同時に販売することになりました。

当時、松下はフィリップスに比べ製品力が弱く、販売網も築けていない状態です。

そこで松下幸之助翁は現地の社員に向けてこう言われました。

松下幸之助「うちの製品はまだ海外では負けとるな。現地で売る苦労をしている皆さんには誠に申し訳ないと思う。弱い製品を売る難しさ、それも海外で売る難しさは私なりによく分かっているつもりや」

「3年の猶予を私にくれないか。3年でヨーロッパのものにも負けないいい製品をつくるから。そこで君たちにお願いがある。その3年間で、君たちはそれが売れる強い販売網をつくってくれ」

と。最初のねぎらいの言葉で気持ちは救われました。
しかし、続く言葉に社員は何か釈然としない気持ちがおこりました。

「弱い製品でどうやって販売網を築くのですか」と。

幸之助翁はちょっと考えて、、、

松下幸之助「売るものはあるよ。松下の経営理念を売ってくれたらいい」

きょとん。です。

しかし、よく考えると商売の本質である「人間関係」に立ち返るということだと社員は気付きました。

良い製品だけを作って提供するだけなら、他社がより良い製品を作れば、より良い製品に、安い製品を作っても、他社がより安い製品を作れば、より安い製品にお客様は流れてしまいます。

製品だけを見つめていたら商売は長続きしません。
商売が長続きするには、人間関係、信頼というものが欠かせません。

その人間関係、信頼を築くために、松下の価値観である理念をお客様に示し、商品に反映させる必要があります。

経営理念を売れとは、そういうことだと気が付き、経営理念の大切さを学んだと当時社員であった、佐久間昇二氏(WOWOW相談役)は語っています。

人間一人とっても、その人の価値観、志に共鳴して人間関係が構築されていきます。

人、家庭、企業、国家、大きさは違えど生きものです。
志や理念というものの大切さに改めて気が付かされました。

幸之助翁は常に「実践の人」でありました。
志や理念は語っているだけでは説得力がありません。
実践してこそのものだと心得、ぶれない人生を歩みたいと思います。

参考:致知2009年10月号

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車を運転している時間の有効活用

2009 年 9 月 4 日 Published by noguchi under ブログ

引っ越してから車に乗って移動する時間が長くなりました。
ずっと音楽を聴いていましたが、運転中の時間を活かしきれず、最近はこの時間が勿体無いと思い始めていました。

以前、たまたま手に取った松原泰道老師の本に、説法のCDが付いていたことがきっかけで気が付きました。そうだ。講演や説法などCDで聴けるものを探せば移動中も時間を有効に活用できる。と(今更ですがw)

そこで、探してみると論語や大学などの中国古典も朗読CDがあったりして、素読の勉強にもなるなと新しい発見がありました。

これから日新館のホームページをリニューアルしますが、日新館に入学した子供が論語や大学の素読を始めた歳が10歳でした。神童と呼ばれるような子供は3~5歳で古典を習い諳んじたそうです。

現代の研究結果からも、難しい漢字は幼い頃(幼稚園くらいから)のほうが良く覚えるらしいです。

自分は、当時の10歳の子と同じスタートラインに並んでいること、もしかしたらそれ以下かもしれませんが、そのことを自覚し、心して精進していきたいと思います。

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