菜根譚に学ぶ「100でも0でもいけないこと」

2009 年 11 月 30 日

完名美節は、宜しく独り任ずべからず。
些かを分って人に与うれば、以て害を遠ざけ身を全うすべし。
辱行汚名は、宜しく全く推すべからず。
些かを引いて己に帰すれば、以て光を韜み徳を養うべし。

参考:菜根譚 (タチバナ教養文庫) 吉田公平

功績や名声は独り占めにするものではない。
少しは人にも分かち与えれば、危害を遠ざけ身を全うできる。
失敗や汚名をすべて他人にかぶせてはならぬ。
少しは自分も引き受ければ、才能をひけらかさずに人格を磨くことができる。

人間として未熟な自分は、つい自分が成しえた事を自分のみの成果として人に誇ってしまいそうですが、それはいけないと。
また、恥ずかしい行為は、つい人のせいにして自分は全く関係ないと逃げてしまいそうですが、それもまたいけないと。

成功は大きくなればなるほど独り占めしたくなるのが人間の性。
失敗は大きくなればなるほど人任せにしたくなるのが人間の性。

しかし、その性に流されず、傲慢な気持ちや臆病な気持ちを自覚し、脇によける強さを身につけたいと思います。

菜根譚 (講談社学術文庫)
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