子供・部下そして自分を育てる6つの極意

子供・部下そして自分を育てる6つの極意

NHK「プロフェッショナル仕事の流儀」で紹介されていました。

“育てる”をテーマに今までのプロフェッショナルを分析し、その脳の仕組みを茂木さんが解明するといった内容。その中でなるほどと感動した”育て”の極意をまとめます。

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あえて、教えない

過去、番組に登場したプロフェッショナルたちの仕事を分析した結果、共通していたのは、相手の自発性を尊重した育て方でした。子供や部下たちに、自分で考えさせ、自分で答えを見つけさせること。最新の研究でも、人に教えられた場合よりも、自分で答えを見つけたときの方が、喜びや快感を生み出すドーパミンがより多く放出されると考えられています。

相手の自発性を尊重することが、相手の脳の可能性を一番活かすことになり、結果として、最大の効果を引き出す。と茂木さんは語っていました。

ひたすら待つ ただし、よく観察しながら

自発性は、いつ出るかわからない。だから、粘り強く待ち続けるのが基本。しかし、ただ待つだけではなく、相手の様子をよく観察することが大切。相手の微妙な変化、わずかな疑問や興味などの“自発性の芽”を見逃さないようにしっかりと観察します。

「いつまでも自発的にならない場合どうしたらいいのか?」という質問に対して、やはり辛抱強く待て。とのこと。無理やり強制させても自発的にはならないが、“ヒント”を与えることは効果があると言っていました。例えば、誰かキーパーソンになるような人に合わせたり、環境を変えるために場所を移したり。

また、大人の場合、仕事において、少し難しい(少し無理な)ことを任せ、やる気を出させることも効果的だと紹介されていました。

芽を見つけたら、その時、本気でアクション

自発性の芽を見つけたら、その時すぐにアクションを起こすことが重要だと言います。
「知りたい」という欲求が高まると、脳はその答えを受け入れようと準備をします。このとき教える側が本気の行動をとれば、答えはより強く鮮明に記憶に刻まれます。

ドラゴン桜のモデルになったカリスマ講師の竹岡広信氏は、塾で今日一番の質問をされたとき、急に塾を飛び出し自宅まで戻り、質問に対する最高のテキストを持ち帰るという情熱ぶりを発揮していました。

また、成功・達成後に“褒める”という行為も、この本気のアクションの1つでしょう。

自発性を育め

脳には、“自発性の回路”があらかじめ備わっています。
自発性というものは、何で育んでもいい。例えば音楽のレッスンをさせている子供に、音楽でなくとも、他の事で自発性を育ませてもいい。それが、いつか巡り巡って音楽にも生きてくる。
一番いけないのは、“あれをやりなさい”、“これをやりなさい”と強制すること。
強制が自発性を育む機会を失わせる。

ロシアのボリショイバレエ団で活躍している唯一の日本人、岩田守弘氏のご両親も、小さい頃はバレエの練習以外にも、水泳やバイオリンなどやりたいことをやらせたとエピソードを語っていました。

「安全基地」になる

未知の世界へ果敢に挑戦する心を育む。そのためのキーワードが「安全基地」。
安全で安心できる場所という意味で、例えば、赤ちゃんにとっての保護者が「安全基地」にあたります。「安全基地」になるための4つのポイントが以下になります。

●やりたいことをやらせる
●応援団に徹する
●欠点も受け入れる
●困った時こそ、手助けする

「安全基地」は、子供を育てるときだけでなく、職場で部下を育てるときにも重要だと、茂木さんは語っています。「そばで見守っている存在=安全基地」があるからこそ、人は安心して新しいことに挑戦できるようになります。

もう後が無い、背水の陣ということで、先へ進むしかない場合もありますが、人を育てる場合は、自らが安全基地になってあげることが重要です。
その場合のポイントとしては、応援団に徹するにあるように、首尾一貫してバックアップしている姿勢が必要ということでした。

後悔のススメ

最後に、自分を育て、成長させる効果的な方法として、茂木さんが勧めていたのが、“後悔”することでした。最新の脳科学の研究で、意外なことがわかってきました。後悔しているときに活動しているのは“眼窩前頭皮質(がんかぜんとうひしつ)”。脳の中でも、環境の変化に対応する“適応力”を司る部位です。つまり後悔するということは、環境の変化に対応し、自らを成長させることだと考えられます。

失敗したとき、過ぎてしまったことはしょうがないと、すぐに前を向いてポジティブになるのではなく、うまくいかなかった現実と、こうありたかったという理想との比較を十分にしてネガティブになることが実は重用だと語っていました。

なぜ?どうして?と失敗を振り返り、悔やみ、どうしたら理想に近づけていたのか。
将棋で言う“感想戦”を人生においてもできるようになると、一味違う成長を掴めるかもしれません。

最後は、“人を育てる”ことで、“自らが育つ”と締めくくられました。

今回紹介されたプロフェッショナル達の育て方を盗み、これからに活かしていきたいと思いました。

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