菜根譚に学ぶ「達人の楽しみ」

世人は心の肯(うけが)うところをもって楽しみとなし、かえって楽心に引かれて苦処にあり。
達士は心の払(もと)るところをもって楽しみとなし、ついに苦心のために楽しみを換え得来たる。

参考:菜根譚 (タチバナ教養文庫) 吉田公平

世の人は、自分でしたいと思うことを楽しみとするので、かえって、その楽しもうとする余りに苦しいめにあう。道に達した人は、意に染まないことでも楽しみとするので、結局、苦しみの心が楽しいものにかわっている。

楽しもうとすることのみを「楽しみ」にしてしまうと、楽しみ以外は苦しいことも多く、一番の楽しみを存分にやれていながら、不満が残る人生になってしまうかもしれません。しかし、自分の身に起きる良いこと、悪いこと含めて全てを楽しむという心づもりであれば、苦しみすら楽しみにかえていけるのではないかと思います。

言うはやすしの話ではありますが、自分以外に自分の人生の舵取りを行える人はいないのだという自覚を持つと、折角なら全てを楽しんでやろうじゃないか。という気持ちが自然と起こってくるものかなと思います。

そして、全てを楽しもうと決めたならば、全てを受け入れるという心の広さや強さを養っていかなければなりません。

心を養う過程をも楽しんで、人生の達人に少しでも近づけるよう日々精進して行きたいと思います。

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