佐藤一斎に学ぶ 楽と礼(外と内の調和)

72、楽と礼

佐藤一斎人をして歓欣鼓舞して外に暢発せしむる者は楽なり。
人をして整粛収斂して内に固守せしむる者は礼なり。
人をして歓欣鼓舞の意を整粛収斂の中に寓せしむる者は、礼学合一の妙なり。

人を喜ばせ、おどらせ、元気を外にのびのびさせるものは音楽である。
身を整え、心を粛(つつし)ましめ、内に引き締めさせるものは礼である。
これら相反する二面を調和させ、人をして喜びの中に心の引き締まるものあらしめるのは、
礼学合一の妙である。

外に元気を出してばかりで、内に身を引き締めることを知らなければ、
どこかで羽目を外してしまいます。
内にのみ身を引き締め、外に元気を出すことを知らなければ、
自分も他人も息が詰まります。

ここ数年、外に外にと出してばかりだったので、
内に内に、身を整え、心を正し、慎ましい生活を意識したいと思います。
そうした後に、この二つを調和させられるよう、一歩前進できたらと思いました。

言志四録(1) 言志録 (講談社学術文庫)

スポンサーリンク
レクタングル広告(大)
レクタングル広告(大)
スポンサーリンク
レクタングル広告(大)

コメントをどうぞ

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です